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Question 1
A Japanese teacher evaluates four student responses to the prompt: 「あなたはスポーツをすることが好きですか。」
生徒A:「はい、好きです。サッカーが好きです。」
生徒B:「いいえ、あまり好きではありません。なぜなら、疲れるからです。例えば、先週走った後、とても疲れました。」
生徒C:「スポーツはいいと思います。友達と一緒にできます。」
生徒D:「はい、好きです。なぜなら、楽しいからです。スポーツは世界中で人気があります。」
「短い意見を述べ、簡単な理由と例で支持する」というスキルの基準を最もよく満たしているのはどの生徒ですか。
- 生徒A:意見と具体的なスポーツ名が含まれているため、スキルの基準を最もよく満たしている。
- 生徒B:否定的な意見であっても、理由と具体的な例(先週の経験)が明確に含まれているため、スキルの基準を最もよく満たしている。 (correct answer)
- 生徒C:スポーツへの肯定的な態度と友達との活動という理由が含まれているため、スキルの基準を最もよく満たしている。
- 生徒D:肯定的な意見と理由が含まれており、スポーツの人気についての一般的な事実も加えられているため、スキルの基準を最もよく満たしている。
Explanation: この問題では、「意見・理由・具体的な例」という三要素がそろっているかどうかを判断する力が試されています。問題文の基準をよく読むと、「短い意見」「簡単な理由」「例」の三つがすべて必要だとわかります。
生徒Bが正解(B)です。生徒Bの回答を分解してみましょう。まず意見:「あまり好きではありません」、次に理由:「なぜなら、疲れるからです」(なぜなら〜からです、という理由の型を使っている)、そして具体的な例:「先週走った後、とても疲れました」という実際の経験が挙げられています。この三要素がすべてそろっているため、基準を最もよく満たしています。
では、なぜ他の選択肢が違うのかを確認しましょう。Aの生徒Aは意見とスポーツ名(サッカー)は述べていますが、「理由」と「例」がありません。単純すぎて基準を満たしていません。Cの生徒Cは意見が曖昧(「いいと思います」は好きかどうかの直接的な答えではない)で、理由はあっても具体的な「例」がありません。Dの生徒Dは意見と理由はありますが、「スポーツは世界中で人気があります」は個人的な具体例ではなく一般論であり、「例」の基準を満たしていません。
コツとして、この種の問題では「意見・理由(なぜなら〜から)・具体例(個人的な経験など)」の三点チェックリストを頭に入れておきましょう。一般的な事実は「例」にはなりません。
Question 2
A student is preparing a short speech for Japanese class. Their teacher gives them the following prompt: 「あなたは学校に制服が必要だと思いますか。あなたの意見を言って、理由と例を教えてください。」The student responds: 「私は制服が必要だと思います。なぜなら、みんなが同じ服を着るからです。」
この学生の返答について、「支持された意見を述べる」というスキルの観点から最も正確な評価はどれですか。
- 意見と理由の両方が含まれているが、具体的な例(れい)が欠けているため、スキルの要件を完全には満たしていない。 (correct answer)
- 意見、理由、および具体的な例がすべて含まれており、スキルの要件を完全に満たしている良い返答である。
- 意見は述べられているが、理由も例も含まれていないため、スキルの要件をまったく満たしていない返答である。
- 理由と例は含まれているが、明確な意見(いけん)が述べられていないため、スキルの要件を部分的にしか満たしていない。
Explanation: When evaluating a spoken or written response in Japanese class, you need to check whether it meets all the stated requirements of the task — not just some of them. The teacher's prompt explicitly asked for three things: 意見 (opinion), 理由 (reason), and 例 (example).
Looking at the student's response, 「私は制服が必要だと思います」clearly states an opinion, and 「なぜなら、みんなが同じ服を着るからです」provides a reason using the useful 「なぜなら〜からです」structure. So far, so good. However, no concrete example is given — there's no mention of a specific school, personal experience, or real-world scenario to support the argument. This makes A the correct evaluation: the response includes opinion and reason, but is incomplete because the example is missing.
B is incorrect because it claims all three elements are present. Re-reading the response, you simply cannot find a 例 — saying "everyone wears the same clothes" is a restatement of the concept, not a concrete supporting example.
C is wrong because it says neither reason nor example is included, which ignores the clear 「なぜなら〜からです」reasoning structure that is present in the response.
D is incorrect because it claims no clear opinion was stated — but 「〜だと思います」is one of the most direct and common ways to express opinion in Japanese, so the opinion is definitely there.
A useful study strategy: when checking any Japanese response for task completion, go through each requirement from the prompt one by one and look for explicit evidence in the text. Don't assume something is implied — if it's not clearly stated, it's missing.
Question 3
次の返答を読んでください。
「私はオンライン授業より対面授業の方がいいと思います。なぜなら、先生に直接質問できるからです。例えば、先月数学が難しかった時、先生のところに行って、先生がホワイトボードで説明してくれました。だから、よく分かりました。」
この返答の構造を分析する場合、「支持された意見を述べる」スキルにおいて、この例(れい)の部分が果たしている役割として最も適切な説明はどれですか。
- 例の部分は単に意見を繰り返しているだけであり、理由を支持する機能を果たしていないため、スキルの要件を満たす例とは言えない。
- 例の部分は「先生に直接質問できる」という理由を具体的な経験(先月の数学の場面)で裏付けており、意見を支持する構造の中で正しく機能している。 (correct answer)
- 例の部分は新しい理由(ホワイトボードの説明)を追加しているため、例としてではなく第二の理由として機能しており、スキルの構造から外れている。
- 例の部分は対面授業の利点を一般的に述べているだけで、個人的な経験に基づいていないため、スキルで求められる具体的な例の基準を満たしていない。
Explanation: 「支持された意見を述べる」スキルを分析する問題では、文章の各部分が意見→理由→例という構造の中でどんな役割を果たしているかを見極めることが重要です。
この返答を整理すると、「対面授業の方がいい」(意見)→「先生に直接質問できるから」(理由)→「先月数学が難しかった時、先生がホワイトボードで説明してくれた」(例)という流れになっています。この「例」の部分は、「直接質問できる」という理由を実際の経験で具体的に裏付けています。つまり、抽象的な理由をリアルな場面で証明しており、意見を支持する構造の中で正しく機能しています。これがBが正解である理由です。
各選択肢の誤りを見てみましょう。Aは「例が意見を繰り返しているだけ」と言っていますが、実際には理由を支持する新しい具体的情報(先月の数学の場面)が含まれており、この分析は誤りです。Cは「ホワイトボードの説明が第二の理由になっている」と主張しますが、これは理由ではなく、「直接質問した結果どうなったか」を示す経験の詳細であり、例の中の補足説明です。Dは「個人的な経験に基づいていない」と言いますが、「先月」という具体的な時間を示す個人の実体験が明確に述べられており、この判断は事実に反します。
学習のコツとして、「例」の役割を確認する際は**「この例は理由のどの部分を具体的に見せているか」**と自問してみましょう。理由と例がつながっているかどうかが、スキルの評価ポイントです。
Question 4
次の二つの返答を比較してください。
返答X:「私は毎日朝ごはんを食べるべきだと思います。なぜなら、朝ごはんは体にいいからです。例えば、私は朝ごはんを食べない日は、午前中ずっと集中できません。」
返答Y:「私は毎日朝ごはんを食べるべきだと思います。なぜなら、体にエネルギーを与えるからです。また、脳の働きもよくなります。研究によると、朝食を食べる学生の方が成績がいいそうです。」
「短い意見を述べ、簡単な理由と例で支持する」という初級レベルのスキルの観点から、返答XとYを比較した場合の最も正確な評価はどれですか。
- 返答Yの方が複数の理由と研究データを含んでいるため、スキルをより高いレベルで実証しており、返答Xより優れていると評価される。
- 返答Xの方が意見・理由・個人的な例の三要素を明確に含み、初級スキルの要件に合致しているが、返答Yは例が不明確で理由が複数あり、このスキルの範囲を超えている。 (correct answer)
- 返答XとYは同等に評価される。どちらも意見と理由を含んでおり、スキルの基準を同じように満たしているからである。
- 返答Xは個人的な例を含んでいるが、客観性に欠けるため、研究データを引用した返答Yの方がこのスキルの目標により近い内容だと評価される。
Explanation: このような問題では、評価の基準(ルーブリック)が何を求めているかを正確に理解することが鍵です。「短い意見・簡単な理由・例で支持する」という初級スキルには、明確な三つの要素があります:①意見、②理由、③具体的な例。この定義に照らして各返答を判断しましょう。
返答Xを分析すると、「食べるべき」という意見、「体にいい」という理由、そして「自分が集中できない」という個人的な例が明確に含まれています。これは初級スキルの三要素をきれいに満たしています。一方、返答Yは意見と複数の理由は示しているものの、具体的な例が不明確で、研究データの引用など初級を超えた要素が含まれています。つまり、Bが正しい評価です。
選択肢Aは「複数の理由と研究データ=優れている」と判断していますが、これは評価基準の読み違いです。「高度さ」ではなく「初級スキルへの合致度」が問われています。選択肢Cは両者を同等とみなしていますが、返答Yに例が欠けていることを見落としており不正確です。選択肢Dは「客観性=優位」という誤った前提に基づいています。初級スキルでは個人的な例は完全に適切であり、研究引用が目標ではありません。
学習のコツ:評価問題では「より高度=より良い」という思い込みを捨てましょう。常に「何のスキルを測っているか」という基準に戻ることが大切です。
Question 5
Keiko, a Japanese language learner, is revising her written response. Her original response was:
「私はソーシャルメディアはよくないと思います。なぜなら、時間を使いすぎるからです。」
Her teacher's feedback states: 「意見と理由はいいですが、もっと具体的な例を加えてください。」
Keiko wrote four possible revisions:
先生のフィードバックに最もよく対応し、「支持された意見を述べる」スキルを完成させる改訂はどれですか。
- 「私はソーシャルメディアはよくないと思います。なぜなら、時間を使いすぎるし、個人情報の問題もあるからです。また、いじめにつながることもあります。」
- 「私はソーシャルメディアはよくないと思います。なぜなら、時間を使いすぎるからです。ソーシャルメディアには色々な種類があります。例えば、インスタグラム、ツイッター、ユーチューブなどがあります。」
- 「私はソーシャルメディアはよくないと思います。なぜなら、時間を使いすぎるからです。例えば、若者の多くが毎日三時間以上スマートフォンを使っているという統計があります。」
- 「私はソーシャルメディアはよくないと思います。なぜなら、時間を使いすぎるからです。例えば、先週テストの前日に二時間もインスタグラムを見てしまって、勉強できませんでした。」 (correct answer)
Explanation: When responding to teacher feedback that asks for 「具体的な例」(specific examples), you need to understand the difference between adding new reasons, listing topic-related facts, and giving a true concrete example. A genuine concrete example grounds your argument in a real, observable situation — ideally one that directly supports your original claim.
Keiko's teacher praised her opinion and reason but asked specifically for 「具体的な例」. That means her revision should keep her original reason (時間を使いすぎる) intact and illustrate it with a specific, vivid scenario. Choice D does exactly this: she describes a personal experience — spending two hours on Instagram the night before a test instead of studying. This is specific, relatable, and directly demonstrates the harm of using too much time on social media. This is the hallmark of 「支持された意見を述べる」— a supported opinion.
Choice A is tempting because it adds more reasons (privacy issues, cyberbullying), but that expands the argument rather than adding a concrete example to the existing reason. The teacher asked for 例, not more 理由.
Choice B is a common trap: it introduces a list of social media platforms (Instagram, Twitter, YouTube), which are topic-related but completely irrelevant to the claim. Naming platforms is not an example that supports "wastes time."
Choice C uses a statistic (「若者の多くが毎日三時間以上…」), which is closer to correct, but a general statistic is less concrete and personal than a specific scenario. It also lacks the direct cause-and-effect connection to Keiko's argument.
Remember: 「具体的な例」means specific and connected — not just related information. Ask yourself, "Does this example prove my reason?"
Question 6
A Japanese teacher presents the following model structure for giving a supported opinion:
[意見] → [理由(なぜなら〜からです)] → [例(例えば〜)]
Four students attempt to apply this structure to the prompt: 「高校生はアルバイトをするべきだと思いますか。」
次の四つの返答のうち、提示された構造モデルに最も忠実に従いながら、例が理由を効果的に支持している返答はどれですか。
- 「高校生はアルバイトをするべきだと思います。なぜなら、お金を稼げるからです。例えば、アルバイトをしている高校生は、していない高校生より経済的に自立している場合が多いです。」
- 「高校生はアルバイトをするべきだと思います。なぜなら、社会経験が得られるからです。例えば、アルバイトには飲食店やコンビニなど様々な種類があります。」
- 「高校生はアルバイトをするべきではないと思います。なぜなら、勉強の時間が減るからです。例えば、私のクラスメートは週三回アルバイトをしていて、テストの成績が下がりました。」 (correct answer)
- 「高校生はアルバイトをするべきだと思います。なぜなら、楽しいからです。例えば、私の友達もアルバイトをしたいと言っていたので、きっと楽しいと思います。」
Explanation: When evaluating opinion structures in Japanese, your job isn't just to check if the three parts (意見・理由・例) are present — you need to judge whether the 例 (example) actually supports the 理由 (reason). This logical connection is the heart of the structure.
Cが正解です。C responds to the prompt with a clear 意見 ("するべきではない"), a specific and falsifiable 理由 ("勉強の時間が減る"), and — most importantly — an 例 that directly demonstrates that reason through a real, concrete situation: a classmate who worked three days a week and saw their grades fall. The example proves the reason rather than simply restating or changing the subject.
Now consider why the others fall short. A follows the structure on the surface, but its example ("経済的に自立している場合が多い") shifts the focus from earning money to financial independence — a related but distinct claim, so the support is loose. B commits a more serious logical error: the reason given is "社会経験が得られる," but the example only describes the variety of part-time jobs available, not the social experience gained from them. The example doesn't support the reason at all. D is the weakest response: "楽しいから" is a vague, subjective reason, and the example ("友達もしたいと言っていた") is circular — wanting to do something doesn't prove it's enjoyable.
A useful strategy: for every 例, ask yourself "Does this show the 理由 happening in real life?" If the example could belong to a completely different reason, it fails the test.
Question 7
A student is asked to write a short paragraph in Japanese about whether it is important to learn a foreign language. The student writes:
「外国語を学ぶことは大切だと思います。なぜなら、将来役に立つからです。例えば、英語を話せると、外国人と話せます。だから、外国語を勉強すべきだと思います。」
この返答を「支持された意見を述べる」スキルの観点で評価する場合、改善が最も必要な部分はどれですか。
- 意見の部分(「大切だと思います」)が弱すぎる。「非常に重要です」のようなより強い表現を使うべきで、それがこの返答の最大の弱点である。
- 最後の文(「だから、外国語を勉強すべきだと思います」)が意見の繰り返しになっているため、この文を削除して新しい第二の理由を追加することが最優先の改善点である。
- 例の部分(「英語を話せると、外国人と話せます」)が一般的すぎて具体性が低い。「先月旅行で英語を使った」のような特定の経験や状況を示せば、例としての機能が強化される。 (correct answer)
- 理由の部分(「将来役に立つ」)が抽象的であることが最大の問題で、「将来の仕事に役立つ」や「旅行の時に役立つ」のように複数の具体的な理由に分けて書き直す必要がある。
Explanation: 「支持された意見を述べる」スキルを評価する問題では、意見・理由・例の三つの要素がそれぞれどれだけ機能しているかを確認することが重要です。意見を「支持する」とは、読む人が「なるほど」と納得できるよう、理由や例を通じて説得力を高めることを意味します。
この文章の中で最も弱い部分は例の箇所です。「英語を話せると、外国人と話せます」という例は、ほぼ意見の言い換えに過ぎず、具体的な状況や経験が何も示されていません。例の役割は抽象的な理由を具体的にイメージさせることなので、「先月の旅行で英語を使って道を尋ねられた」のような特定の場面を示すと、読み手の理解と共感が大きく深まります。これがCが正解である理由です。
Aが誤りなのは、「大切だと思います」という表現が文体として不適切なわけではなく、謙虚な意見表明として日本語では自然だからです。表現の強さはこの文章の主要な問題ではありません。Bについては、最後の文が意見の繰り返しになっている点は確かですが、それは構成上の冗長さであり、例の弱さほど「支持の機能」に直接影響しません。Dは理由が抽象的という指摘自体は有効ですが、「将来役に立つ」はある程度の方向性を示しており、最大の問題とは言えません。例がその理由を具体化できていないことの方が優先課題です。
アドバイス: 例を評価するときは「この例がなければ理由の理解が難しくなるか?」と自問しましょう。もし例が理由の言い換えにしかなっていなければ、それは改善が必要なサインです。
Question 8
「支持された意見を述べる」スキルを指導している先生が、次の生徒の返答を評価しています。「私は学校でスマートフォンを使うことを許可すべきだと思います。なぜなら、調べ物ができるからです。例えば、理科の授業で知らない言葉が出た時に、すぐに調べられます。」この返答に対して最も正確な評価はどれですか。
- この返答は意見と例を含んでいるが、「なぜなら」の後の内容は本当の理由ではなく、スマートフォンの機能を説明しているだけなので、スキルの要件を完全には満たしていない。
- この返答は意見と理由は含んでいるが、例が理由(調べ物ができる)と直接関係のない別のトピックに移っているため、論理的なつながりが弱く、スキルの要件を満たしていない。
- この返答の例(理科の授業の場面)は、「スマートフォンを使うべき」という意見とは別のトピック(理科)に移っており、意見を支持する例として論理的につながっていないため不十分である。
- この返答は意見(許可すべき)・理由(調べ物ができる)・例(理科の授業での具体的な場面)の三要素を含んでおり、スキルの要件をよく満たしている。 (correct answer)
Explanation: 「支持された意見を述べる」スキルを評価する問題では、まず「そのスキルが何を要求しているか」を明確に定義してから、生徒の返答を照らし合わせることが大切です。このスキルの三要素は「意見・理由・例」です。
生徒の返答を分解すると:意見=「スマートフォンを学校で使うことを許可すべき」、理由=「調べ物ができる」、例=「理科の授業で知らない言葉が出た時にすぐ調べられる」となります。この例は理由(調べ物ができる)を具体的に裏付ける場面として機能しており、意見→理由→例という論理のつながりが一貫しています。よって、Dが最も正確な評価です。
各誤答を見てみましょう。Aは「調べ物ができる」がスマートフォンの機能の説明に過ぎないと主張しますが、これは立派な「利点・理由」として機能しており、誤った批判です。Bは「例が別のトピックに移っている」と言いますが、「理科の授業でわからない言葉を調べる」は「調べ物ができる」という理由の具体例であり、トピックのずれはありません。Cも同様に「理科」を別トピックとして批判していますが、理科はあくまで「調べ物」という理由を説明するための場面設定であり、つながりは十分に論理的です。
試験でこのタイプの評価問題が出たら、まず「スキルの要件を正確に定義し、返答の各部分がその定義に当てはまるかを機械的に確認する」習慣をつけましょう。直感的な批判ではなく、定義に基づいた分析が正答への近道です。
Question 9
日本語学習者が「支持された意見を述べる」スキルを練習しています。先生から「都会と田舎、どちらに住みたいですか」というプロンプトが与えられました。次の返答の中で、理由が意見を論理的に支持し、かつ例が理由を適切に具体化している返答はどれですか。
- 「私は田舎に住みたいです。なぜなら、自然がたくさんあるからです。例えば、去年家族と山に行った時、とても気持ちよくて、毎日そんな場所にいたいと思いました。」 (correct answer)
- 「私は都会に住みたいです。なぜなら、電車やバスがたくさんあるからです。例えば、田舎では車がないと不便だと聞いたことがあります。」
- 「私は都会に住みたいです。なぜなら、都会は便利だからです。例えば、東京はとても有名な都会で、多くの人が住んでいます。」
- 「私は田舎に住みたいです。なぜなら、静かだからです。例えば、田舎には山や川など自然がたくさんあります。」
Explanation: 「支持された意見を述べる」スキルでは、三つの要素が正しく連鎖している必要があります:意見 → 理由(なぜなら)→ 例(例えば)。大切なのは、理由が意見を論理的に支持し、さらに例がその理由を具体的に証明しているかどうかです。
選択肢Aを見てください。「田舎に住みたい」という意見を「自然がたくさんある」という理由で支持し、「去年山に行った時に気持ちよかった」という個人体験でその理由を具体化しています。この体験談は「自然の良さ」を直接示しており、三つの要素が一本の線でつながっています。これが正解です。
選択肢Bは一見よさそうですが、「電車やバスが多い」という理由を支持するために「田舎では車がないと不便」という例を使っています。これは都会の長所を示すのではなく、田舎の短所を指摘しているだけで、例が理由を具体化していません。
選択肢Cでは「便利だから」という理由に対し、「東京は有名で多くの人が住んでいる」という例を挙げていますが、これは「便利さ」の具体例になっていません。有名であることと便利であることは別の話です。
選択肢Dは「静かだから」という理由に対し、「山や川がある」という例を使っています。しかし、自然の存在は「静けさ」の証拠ではなく、理由のすり替えが起きています。
コツ: 例を書いたら「この例は本当に理由を証明しているか?」と自問しましょう。例と理由の間に論理的なギャップがないかを確認する習慣が、このスキルの鍵です。
Question 10
日本語クラスで、先生が生徒に「ペットを飼うことについてどう思いますか」と聞きました。生徒は次のように答えようとしています。意見・理由・例の三要素を含む返答として最も適切なものはどれですか。
- 「ペットを飼うことはいいと思います。なぜなら、かわいいからです。犬や猫はとても人気があります。」
- 「ペットを飼うことはいいと思います。なぜなら、さびしくないからです。例えば、私の友達は犬を飼っていて、毎日楽しそうです。」 (correct answer)
- 「ペットを飼うことはいいと思います。犬、猫、魚など、いろいろなペットがいます。例えば、私の家には魚がいます。」
- 「ペットはかわいいです。世話をすることも大切です。例えば、毎日えさをあげなければなりません。」
Explanation: When answering an opinion question in Japanese, a strong response typically includes three key elements: 意見 (opinion), 理由 (reason), and 例 (example). Recognizing whether all three are present — and whether they are logically connected — is exactly what this question tests.
A complete response follows this flow: state your opinion clearly, explain why you hold it using 「なぜなら〜からです」, and then support that reason with a concrete example using 「例えば〜」. The example should directly illustrate the reason, not just introduce a loosely related fact.
B is correct because it hits all three marks cleanly. The opinion is 「いいと思います」, the reason is 「さびしくないから」(you won't feel lonely), and the example — a friend who owns a dog and seems happy every day — directly supports that reason. The logic flows naturally from start to finish.
A fails because although it states an opinion and a reason (「かわいいから」), the final sentence about dogs and cats being popular is a general fact, not a personal example. It lacks a true 例.
C includes an opinion and an example (the fish at home), but it never gives a reason with 「なぜなら〜から」. The middle sentence just lists types of pets, which is descriptive, not explanatory.
D never clearly states an opinion — it jumps straight into observations about pets. Without 「〜と思います」 or similar phrasing, there's no 意見 to anchor the response.
As a study tip, remember the pattern: 意見 → 理由(なぜなら〜から) → 例(例えば〜). Checking for all three in order will help you both write and evaluate structured Japanese responses.