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Question 1
山田さんは薬局で風邪薬を探しています。薬剤師が「こちらは眠くなりにくいタイプですが、空腹時には飲まないでください。食後30分以内にお飲みください」と説明しました。山田さんは朝8時に朝食を食べて、午前中に仕事があります。
薬剤師の説明に従うと、山田さんが最初に薬を飲むのに最も適切な時間帯はいつですか。
- 仕事が始まる前の準備中、朝食から1時間後の9時ごろ
- 朝食前の7時30分から8時の間
- 朝食後の8時から8時30分の間 (correct answer)
- 仕事の休憩時間に、昼食後の12時30分から13時の間
Explanation: This question tests your ability to extract and apply specific instructions from a practical Japanese text — a common task in reading comprehension. When you see questions involving instructions or rules (説明・指示), read carefully for conditions and time limits.
The pharmacist gives two clear instructions: ①空腹時には飲まないでください (don't take on an empty stomach) and ②食後30分以内に飲んでください (take within 30 minutes after a meal). 山田さん eats breakfast at 8:00am. Applying rule ②, the medicine must be taken between 8:00 and 8:30am — this is exactly what C describes, making it the correct answer.
A is incorrect because 9:00am is one hour after breakfast, which exceeds the 食後30分以内 window. Even though 山田さん is still technically not on an empty stomach, "within 30 minutes" means the latest acceptable time is 8:30am.
B is a direct violation of the first rule. 7:30〜8:00 is before breakfast (朝食前), meaning 山田さん would be taking the medicine on an empty stomach (空腹時), which the pharmacist explicitly prohibits.
D skips the morning dose entirely and jumps to lunch. While taking it after lunch would technically satisfy both conditions, the question asks for the 最初に薬を飲む (first time to take the medicine) — and a valid opportunity already exists in the morning.
A useful strategy: in Japanese instructions, expressions like 〜以内に (within ~) and 〜ないでください (please don't ~) carry precise conditions. Train yourself to underline these phrases and match each one against the answer choices.
Question 2
レストランで客が「このランチセット、ドリンクはつきますか?」と聞いたところ、店員が「ドリンクはおかわり自由のセルフサービスとなっております」と答えました。
- ドリンクはランチセットに含まれておらず、飲みたい場合は別途注文してセルフサービスで取りに行く必要がある
- ドリンクはランチセットに含まれており、客は自分で何度でも注文せずに飲み物を補充できる (correct answer)
- ドリンクの種類は1種類のみで、その飲み物を何杯でも飲めるが店員を呼んで注文する必要がある
- ドリンクはセットに含まれているが、1杯目は店員が持ってきて2杯目以降はセルフサービスになる
Explanation: When reading service-related Japanese, pay close attention to how key phrases combine to create a complete picture. Here, the staff's response contains two critical expressions: おかわり自由 and セルフサービス. Understanding both is essential.
おかわり自由 literally means "free refills" — the drink is already included and can be consumed multiple times without additional orders or charges. セルフサービス means the customer retrieves it themselves. Together, these phrases confirm that the drink is part of the set and that customers can refill it themselves as many times as they like. This makes B the correct answer — the drink is included in the lunch set, and customers can help themselves repeatedly without placing new orders.
A is wrong because it assumes the drink is not included in the set. However, おかわり自由 implies it is already included — you wouldn't offer free refills on something requiring a separate purchase. C is wrong on two counts: nothing in the response limits the drink to one type, and セルフサービス specifically means no staff involvement is needed for refills — you don't call anyone. D is a tempting trap because it correctly identifies the drink as included, but the response never distinguishes between a first cup brought by staff and subsequent self-service refills. That distinction is invented and not supported by the text.
As a study tip: on reading comprehension questions like this, always check whether an answer adds information not in the passage. The safest correct answer only uses what was explicitly stated — no assumptions, no invented details.
Question 3
中村さんはオンラインショッピングで食品を注文しました。商品説明には「クール便でのお届けとなります。お受け取り後は冷蔵保存し、開封後はお早めにお召し上がりください」と書かれていました。
この説明文から読み取れる内容として、正しいものはどれですか。
- 商品は冷凍状態で届くため、受け取り後に解凍してから冷蔵庫に移し替えて保存する必要がある食品である
- 商品は温度管理された状態で配送され、届いた後も冷蔵保存が必要で、一度開けたら早く食べるべき食品である (correct answer)
- 商品は常温で配送されるが、品質保持のために受け取り後すぐに冷蔵庫に入れる必要がある食品である
- 商品は冷蔵で届くが、開封後は常温でも保存可能で、数日以内に食べ切ればよい食品である
Explanation: この問題では、「クール便」「冷蔵保存」「開封後はお早めに」という三つのキーワードを正確に読み取る力が試されています。日本語の商品説明文では、配送方法・保存方法・消費期限に関する表現が頻出です。それぞれの意味を丁寧に確認しましょう。
まず「クール便」とは、冷蔵または冷凍で温度管理しながら配送するサービスのことです。次に「お受け取り後は冷蔵保存」とは、届いた後も冷蔵庫で保存してくださいという意味です。そして「開封後はお早めにお召し上がりください」は、一度開けたら早く食べるべきだということを示しています。これら三点をすべて正しく反映しているのがBです。「温度管理された状態で配送され、届いた後も冷蔵保存が必要で、一度開けたら早く食べるべき」という内容は本文と完全に一致します。
Aは「冷凍状態で届く」「解凍してから冷蔵庫へ」と書かれていますが、本文には冷凍や解凍に関する記述は一切ありません。過剰な読み込みによる誤りです。Cは「常温で配送される」としていますが、クール便は温度管理配送なので正反対の内容になっています。Dは「開封後は常温でも保存可能」としていますが、本文は冷蔵保存を指示しており、これも誤りです。
説明文を読む際は、「書かれていないことを加えない」「書かれている内容を変えない」という原則を守りましょう。本文の情報だけを根拠に選択肢を判断することが正解への近道です。
Question 4
田中さんはスーパーで買い物をしています。レジで店員が「ポイントカードはお持ちですか?」と聞きました。田中さんは「はじめてです」と答えました。
この場面で田中さんが「はじめてです」と答えた意味として、最も適切なものはどれですか。
- そのスーパーに来るのが今日が初めてなので、ポイントカードを持っていないということ (correct answer)
- ポイントカードを持っているが、今日が初めて使う日だということ
- そのポイントカードシステムについて初めて聞いたので、説明してほしいということ
- ポイントカードは持っているが、今日初めてそのスーパーの会員になったということ
Explanation: When shopping in Japan, certain phrases carry implied meaning based on context. This question tests your ability to read between the lines of a natural Japanese conversation — a skill called 場面理解 (context comprehension).
Here, the store clerk asks 「ポイントカードはお持ちですか?」— a standard question meaning "Do you have a points card?" The expected responses are either "yes, I have one" or "no, I don't." Tanaka-san replies 「はじめてです」, which literally means "it's my first time." The critical question is: first time doing what?
In this shopping context, 「はじめてです」is a natural, common way Japanese speakers say "this is my first visit to this store," which implicitly communicates that they don't have a points card yet. You'd only earn a points card by being a repeat customer or signing up — so being a first-time visitor explains the absence of one. This makes A the correct answer.
Choice B is wrong because having a card but using it for the first time would typically be expressed differently, like 「今日初めて使います」. Choice C is a mistaken interpretation — 「はじめてです」is not a request for an explanation; that would require a phrase like 「初めて聞きました、教えてください」. Choice D contradicts itself — if someone just became a member today, they would have a card.
Study tip: On Japanese reading comprehension questions, always consider what a phrase implies in its social situation, not just its literal translation. Japanese communication often relies on context to complete meaning.
Question 5
佐藤さんは八百屋で野菜を買っています。店員が「今日はナスがお買い得ですよ。一袋200円が3袋で500円になります」と言いました。
佐藤さんが3袋買った場合、1袋あたりいくら節約できますか。
- 約33円 (correct answer)
- 約50円
- 約67円
- 約100円
Explanation: この問題では「1袋あたりの節約額」を求めています。単純に合計の差額を出すだけでなく、1袋あたりに換算するステップが必要です。ここを見落とすと間違えてしまいます。
まず、通常価格で3袋買った場合の合計を計算します。
200×3=600円
特売価格では3袋で500円なので、合計の節約額は:
600−500=100円
この100円を3袋で割ると、1袋あたりの節約額が出ます:
100÷3≈33円
よって正解は A(約33円) です。
各選択肢を見てみましょう。B(約50円) は100円を2で割った値で、「3袋」ではなく「2袋」で計算してしまった間違いです。C(約67円) は計算の根拠が不明確ですが、200円と500÷3≈167円の差を計算した場合に出る値で、1袋の定価と平均単価の差(約33円)を誤って2倍にしたような混乱から生じます。D(約100円) は合計の節約額をそのまま答えとして使ってしまったもので、「1袋あたり」への換算を忘れたミスです。
試験対策のヒント: 「〜あたり」という言葉が出たら、必ず合計値を個数で割る換算ステップを忘れずに。「合計の節約額=1袋の節約額」と思い込むのが最も多いミスです。 Question 6
日本のコンビニで「温めますか?」と聞かれた場合、どのような商品を購入したと考えられますか。最も適切なものはどれですか。
- 弁当やおにぎりなど、電子レンジで加熱して食べるとおいしくなる調理済み食品を購入した (correct answer)
- アイスクリームやヨーグルトなど、冷蔵・冷凍状態で保存が必要な乳製品を購入した
- 缶ジュースやペットボトル飲料など、常温でも冷蔵でも販売されている飲み物を購入した
- チョコレートやキャンディなど、温度変化に敏感で溶けやすいお菓子類を購入した
Explanation: この問題は、日本のコンビニエンスストアでよく使われる接客フレーズ「温めますか?」の意味と文脈を理解できているかを試しています。このような問題では、フレーズが「どんな状況で使われるのか」を実際の場面と結びつけて考えることが大切です。
「温めますか?」とは、店員がレジで電子レンジを使って商品を加熱するかどうかを確認するフレーズです。つまり、Aの「弁当やおにぎりなど、電子レンジで加熱して食べるとおいしくなる調理済み食品」が正解です。日本のコンビニでは、冷蔵されたお弁当やおでん、肉まんなどを購入した際に、この質問が自然に使われます。
各選択肢を見てみましょう。Bのアイスクリームやヨーグルトは冷たいまま食べるものであり、温めると品質が損なわれるため、この質問は絶対にされません。Cの缶ジュースやペットボトルは、温めの対象になることはほとんどなく(温かい飲み物はすでにホットとして販売されています)、この文脈には合いません。Dのチョコレートやキャンディは熱に弱く、溶けてしまうため、温めるという発想自体がありえません。
日本語の学習では、フレーズを単語として覚えるだけでなく、「どんな場面で使われるか」という文化的・生活的な文脈とセットで覚えることが効果的です。日常会話フレーズの問題では、状況をイメージしながら選択肢を絞り込む習慣をつけましょう。
Question 7
鈴木さんはデパートの食品売り場で試食をしました。店員が「いかがでしょうか?」と言いました。鈴木さんは「結構です」と答えました。
鈴木さんの「結構です」という返答は、この文脈でどのような意味として解釈されますか。最も適切なものはどれですか。
- 試食の感想を聞かれているため、もう少し考えてから返事をしたいという保留の意思を示している
- 肯定の意味で、商品がとても気に入ったので購入したいという強い希望を示している
- 商品の品質は良いが、値段が高すぎるので購入をためらっているという気持ちを示している
- 断りの意味で、商品を購入しないまたはこれ以上試食しないという意思を示している (correct answer)
Explanation: 日本語を学ぶ上で、「結構です」のような多義的な表現を文脈で正しく解釈する力はとても重要です。この問題は、同じ言葉でも状況によって正反対の意味になるケースをテストしています。
「結構です」には大きく二つの使い方があります。一つは肯定(「素晴らしい・十分だ」)、もう一つは丁寧な断り(「いりません・けっこうです」)です。この文では、店員が試食後に「いかがでしょうか?」(どうですか?購入しますか?)と勧めている場面です。この文脈で「結構です」と答えるのは、丁寧に断る表現として機能します。つまりDが正解です。「購入しない、またはこれ以上試食しない」という意思を穏やかに伝えています。
選択肢Aは「保留・様子見」の意味を当てていますが、「結構です」にそのようなニュアンスはありません。日本語で保留を伝えたい場合は「少し考えます」などを使います。Bは「購入したい」という肯定的解釈ですが、もし購入の意思があれば「ください」や「いただきます」と言うのが自然です。Cは「値段が高い」という情報を勝手に加えており、文中にその根拠は全くありません。
学習のコツ:「結構です」は文脈が命です。勧誘・提案に対して使われる場合はほぼ断りのサイン、と覚えておきましょう。試験では「同じ言葉・異なる文脈」問題が頻出なので、前後の流れを必ず確認してください。
Question 8
日本のスーパーマーケットで「見切り品」と書かれたコーナーに置かれている商品の特徴として、最も正確に説明しているものはどれですか。
- 新商品のプロモーションとして期間限定で特別価格にて提供されているメーカー直送の商品
- 農家が出荷前の品質検査で規格外と判定し、正規ルートではなく産地直送で特別販売している農産物
- 賞味期限や消費期限が近い、または売れ残りなどの理由で通常価格より値引きして販売されている商品 (correct answer)
- 輸入手続きの都合で通常より早期に販売する必要が生じた輸入食品を値引きして陳列した商品
Explanation: 日本語の語彙・生活文化に関する問題です。「見切り品」という単語の正確な意味を理解しているかが問われています。日本のスーパーで見かける実用的な表現なので、しっかり覚えておきましょう。
「見切り品(みきりひん)」とは、「見切りをつける」という表現から来ており、「これ以上通常価格では売れない」と判断した商品を指します。具体的には、賞味期限・消費期限が迫っている、または売れ残って鮮度が落ちてきた商品を、損失を最小限にするために値引き販売するコーナーです。これがCの説明と一致します。お店側の在庫管理・廃棄ロス削減の観点から生まれた慣習です。
各誤答を確認しましょう。Aは「新商品のプロモーション・メーカー直送」と説明していますが、見切り品は新商品の宣伝とは無関係です。Bは「規格外農産物の産地直送」を説明しており、これは「わけあり品」や「訳あり野菜」に近い概念であって、見切り品とは異なります。Dは「輸入食品の早期販売」という説明ですが、見切り品は輸入手続きとは関係なく、国内流通中の在庫管理の問題です。
学習のコツ:似た意味の言葉「わけあり品」「特売品」「目玉商品」と混同しないようにしましょう。「見切り品=期限が近い・売れ残りの値引き商品」とセットで覚えると、実際の買い物でも役立ちます。
Question 9
日本語で「持ち帰り」と「テイクアウト」はどちらも店外で食べることを意味しますが、「お持ち帰り用に包みましょうか?」という店員の発言が最も不自然な場面はどれですか。
- 和菓子店でお客が贈り物用に饅頭を複数個購入し、箱に詰めてもらう前に店員から言われた場合
- ケーキ屋でお客がホールケーキを購入し、会計を済ませた後に店員から言われた場合
- デパートの惣菜売り場でお客が揚げ物を購入し、袋に入れてもらう前に店員から言われた場合
- 回転寿司店でお客が食事中に追加注文した皿を、そのまま店内で食べている最中に言われた場合 (correct answer)
Explanation: 「お持ち帰り用に包みましょうか?」という表現を理解するには、この言葉がどんな状況で自然に使われるかを考えることが大切です。この表現は本来、購入した食べ物を店外に持ち出す目的で包装や容器に入れる必要がある場面で使われます。つまり、「これから包む」という行為が意味を持つ文脈でなければなりません。
選択肢Dが最も不自然な理由は、回転寿司店でお客がすでに店内で食事中であり、目の前の皿をそのまま食べているからです。その状況で「お持ち帰り用に包みましょうか?」と言うのは、文脈と完全にずれており、不自然どころか意味をなしません。お客は明らかに店内で食事をしているのに、持ち帰りの提案をされても混乱するだけです。
選択肢Aは、贈り物用の饅頭を購入する場面です。「持ち帰り用」という意味合いは少し特殊ですが、箱詰め前に包装の確認をすることは自然です。選択肢Bは、ホールケーキを持ち帰る際に箱や保冷対応が必要なため、会計後に店員が確認するのは非常に自然なシーンです。選択肢Cは、惣菜の袋詰め前の確認であり、これも日常的によく見られるやり取りです。
この問題のポイントは、言葉の意味だけでなく「その発言が成立する状況かどうか」を判断すること。日本語の接客表現は場面との整合性が重要です。発言とシチュエーションが矛盾していないかを常に確認する習慣をつけましょう。
Question 10
日本のレストランで「おまかせコース」を注文するとき、客が期待することとして最も適切なものはどれですか。
- 料理の内容や順番をシェフや店側が決めて提供するコース料理を楽しめること (correct answer)
- メニューから好きな料理を自由に組み合わせて自分だけのコースを作れること
- その日の特別割引メニューを優先的に提供してもらえる特典があること
- 注文した後でも料理の内容を変更したり追加したりできる柔軟なサービスを受けられること
Explanation: 「おまかせ」という言葉を理解するとき、その漢字に注目してみましょう。「お任せ」とは「任せる(まかせる)」から来ており、「(あなたに)お任せします」という意味です。つまり、客が選択権をシェフや店側に委ねるスタイルのことを指します。
正解はAです。「おまかせコース」では、シェフがその日の食材の鮮度や季節感、料理のバランスを考慮しながら、提供する料理の内容・順番・量をすべて決めます。客はシェフのセンスや判断を信頼して、その体験をそのまま楽しむことが目的です。高級和食店や寿司店でよく見られるスタイルです。
各誤答を確認しましょう。Bは「自分で料理を組み合わせる」サービスで、これは「アラカルト」や「セレクトコース」に近い概念であり、おまかせの本質である「委ねる」という点と真逆です。Cは「割引メニューの優先提供」という話ですが、おまかせは価格優遇ではなく、料理の選択権をシェフに渡すことが本質なので関係ありません。Dは「注文後に変更・追加ができる柔軟なサービス」を述べていますが、おまかせはむしろ客側の介入を最小限にするスタイルですので、この説明は反対の性質を表しています。
学習のコツとして、日本語の文化的背景を持つ語彙が問われるときは、漢字の意味を分解して考える習慣をつけましょう。「おまかせ=委ねる・任せる」と覚えておくと、似た表現が出てきたときにも応用できます。